叭々鳥
ははちょう
概要
叭々鳥は、中国古代からの里鳥である。羽を広げると翼の白い点が連なって数字の「ハ」に見えるためそう呼ばれる。大正15年(1926)、御不例の大正天皇をお慰めしようと、貞明皇后が、飼育されていた叭々鳥を大観に預け渡し、叭々鳥図作画を仰せつけられた。それを受け、大観は、楓「大盃」の枝にとまる図を執筆し、献上した。大観は十数点におよぶ紙本や絹本の試作を描いたとされ、本作品もそのうちの一点である。
ははちょう
叭々鳥は、中国古代からの里鳥である。羽を広げると翼の白い点が連なって数字の「ハ」に見えるためそう呼ばれる。大正15年(1926)、御不例の大正天皇をお慰めしようと、貞明皇后が、飼育されていた叭々鳥を大観に預け渡し、叭々鳥図作画を仰せつけられた。それを受け、大観は、楓「大盃」の枝にとまる図を執筆し、献上した。大観は十数点におよぶ紙本や絹本の試作を描いたとされ、本作品もそのうちの一点である。
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