絹本著色春日権現験記絵〈高階隆兼筆/〉
けんぽんちゃくしょくかすがごんげんげんきえ〈たかしなたかかねひつ/〉
概要
絹本著色春日権現験記絵〈高階隆兼筆/〉
けんぽんちゃくしょくかすがごんげんげんきえ〈たかしなたかかねひつ/〉
東京都
鎌倉
絹本著色
巻第一 縦四〇・九cm 長一〇一八・八cm
見返一枚、序・詞四段、絵四段、旧軸巻二枚、絹継十一枚
巻第二 縦四一・一cm 長一〇〇一・五cm
見返一枚、詞三段、絵三段、絹継七枚
巻第三 縦四一・〇cm 長一〇五九・二cm
見返一枚、詞五段、絵五段、旧軸巻二枚、絹継十二枚
巻第四 縦四一・二cm 長一〇五六・〇cm
見返一枚、詞六段、絵六段、旧軸巻二枚、絹継十五枚
巻第五 縦四一・三cm 長一〇九二・一cm
見返一枚、詞五段、絵五段、旧軸巻二枚、絹継十四枚
巻第六 縦四一・六cm 長一一三八・七cm
見返一枚、詞三段、絵三段、旧軸巻二枚、絹継九枚
巻第七 縦四一・四cm 長 九二四・七cm
見返一枚、詞五段、絵五段、旧軸巻二枚、絹継十二枚
巻第八 縦四一・二cm 長 九八三・七cm
見返一枚、詞七段、絵七段、旧軸巻二枚、絹継十六枚
巻第九 縦四一・四cm 長一〇六二・七cm
見返一枚、詞三段、絵三段、旧軸巻二枚、絹継九枚
巻第十 縦四一・四cm 長一〇四四・〇cm
見返一枚、詞七段、絵七段、旧軸巻二枚、絹継十六枚
巻第十一 縦四一・二cm 長一〇七七・七cm
見返一枚、詞四段、絵四段、絹継九枚
巻第十二 縦四〇・〇cm 長 八三五・一cm
見返一枚、詞五段、絵五段、絹継十枚
巻第十三 縦四〇・〇cm 長 九五八・〇cm
見返一枚、詞六段、絵六段、軸巻二枚、絹継十四枚
巻第十四 縦四一・二cm 長 九三二・三cm
見返一枚、詞六段、絵六段、絹継十二枚
巻第十五 縦四一・四cm 長一〇一二・六cm
見返一枚、詞六段、絵六段、旧軸巻二枚、絹継十四枚
巻第十六 縦四〇・一cm 長一二二九・六cm
見返一枚、詞四段、絵四段、旧軸巻二枚、絹継十一枚
巻第十七 縦四一・五cm 長 八三七・九cm
見返一枚、詞三段、絵三段、旧軸巻二枚、絹継九枚
巻第十八 縦四一・二cm 長 七二八・九cm
見返一枚、詞五段、絵五段、旧軸巻二枚、絹継十二枚
巻第十九 縦四〇・一cm 長一三〇六・六cm
見返一枚、詞五段、絵五段、旧軸巻二枚、絹継十三枚
巻第二十 縦四一・四cm 長 七六七・三cm
見返一枚、詞一段、絵一段、跋一枚、旧軸巻一枚、絹継五枚
二十巻
東京都千代田区千代田
重文指定年月日:20210930
国宝指定年月日:20210930
登録年月日:
国(文化庁保管)
国宝・重要文化財(美術品)
春日社の神々の霊験譚を集めた絵巻物で、全20巻93段が完存する。発願者である西園寺公衡(1264~1315)による延慶(えんきょう)2年(1309)の目録によれば、詞は鷹司基忠(1247~1313)ら4名が分担執筆し、絵は高階隆兼(生没年不詳)が描いた。全段にわたって中世の人々の信仰や生活が活写され、その入念かつ繊細な絵画表現と絵具の発色の美しさは他の追随を許さず、情報量の豊かさでも有数の絵巻物である。鎌倉時代のやまと絵絵巻の最高峰として極めて高く評価される。