菅原神社の懸仏
すがわらじんじゃのかけぼとけ
概要
表は衣冠束帯姿の男神を描きだし、裏は上方の左右に吊手を鋳出し、中央に3行の銘文をもつ。銘文は「嘉元三年七月九日 火宮大明神 馬志き 本江久亀屋村」とあり、鎌倉後期の鋳造である。神像の図様、形状など、在銘資料である応永3年(1396)寺山五社大明神懸仏と共通することから、中居鋳物師の作と認められる。全国的にも数少ない鎌倉時代の鋳鉄製の遺品というばかりでなく、中居鋳物師の最古の作と思われ、極めて貴重な文化財である。
すがわらじんじゃのかけぼとけ
表は衣冠束帯姿の男神を描きだし、裏は上方の左右に吊手を鋳出し、中央に3行の銘文をもつ。銘文は「嘉元三年七月九日 火宮大明神 馬志き 本江久亀屋村」とあり、鎌倉後期の鋳造である。神像の図様、形状など、在銘資料である応永3年(1396)寺山五社大明神懸仏と共通することから、中居鋳物師の作と認められる。全国的にも数少ない鎌倉時代の鋳鉄製の遺品というばかりでなく、中居鋳物師の最古の作と思われ、極めて貴重な文化財である。
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