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刻文匜

こくもんい

概要

刻文匜

こくもんい

考古資料 / 戦国時代 / 中国

制作地:中国

戦国時代・前5~前4世紀

青銅

長23.8、幅21.0、高9.4

1口

儀式の際に、清めの水を手に流しかけるための器です。内面には縞模様のうごめく蛇を、注ぎ口には魚を線刻しています。水が蛇から魚へと流れるさまは、『山海経』にみる天界の泉で蛇が魚に転生した故事と同様に、満たした水に再生の霊力を宿すねらいがあったのかもしれません。
(2025年初もうで展)

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