男神坐像
だんしんざぞう
概要
幞頭+ぼくとう+と呼ばれる頭巾+ずきん+をかぶり、胸の前にて両手で笏+しゃく+をもつという、男性貴族の装束であらわされた神像の典型的な姿を示す。頭部の奥行に比べて体部が薄く、穏やかな表現である点は、平安時代後期ごろの仏像にも共通する表現だが、脚部をほとんど省略するのは、全身を一材から彫ろうとする神像にとりわけ多い特色といえる。(*修理解説のため150字)
だんしんざぞう
幞頭+ぼくとう+と呼ばれる頭巾+ずきん+をかぶり、胸の前にて両手で笏+しゃく+をもつという、男性貴族の装束であらわされた神像の典型的な姿を示す。頭部の奥行に比べて体部が薄く、穏やかな表現である点は、平安時代後期ごろの仏像にも共通する表現だが、脚部をほとんど省略するのは、全身を一材から彫ろうとする神像にとりわけ多い特色といえる。(*修理解説のため150字)
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs