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短刀 銘「記州粉河寺國次 明應五年六月吉日」

たんとう めいきしゅうこかわでらくにつぐ めいおうごねんろくがつきちじつ

概要

短刀 銘「記州粉河寺國次 明應五年六月吉日」

たんとう めいきしゅうこかわでらくにつぐ めいおうごねんろくがつきちじつ

工芸品 / 金工 / 室町 / 日本 / 近畿

国次

くにつぐ

室町時代後期/1496

鍛造

刀長18.0cm,反り0.0cm

1口

 本品は、平造で反りのない短刀で、刀身の表に素剣を刻み、裏に腰樋と添樋を通す。栗尻の茎は生ぶで、茎の表裏に大振りな銘文を切る。鍛えは板目肌を基調とし、刃文は直刃が多い国次では珍しく湾れとなっており、帽子の返りは深い。銘の「國」の字体から、2代国次の製作と判断され、その活動時期を知る上で貴重な資料である。

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キーワード

/ 刀工 / / 短刀

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