舞楽面 採桑老
ぶがくめん さいそうろう
概要
採桑老は一人で舞う唐楽(とうがく)です。舞楽で唯一の老人の舞で、高齢の者以外は演じられない秘曲といわれます。両眼を別材で造る動眼(どうがん)、下顎を別材で造る切顎(きりあご)の技法が各時代の面に共通します。この面の白眼に水晶板を嵌(は)め込む特異な技法は、仏像の玉眼(ぎょくがん)を応用したものでしょう。
ぶがくめん さいそうろう
採桑老は一人で舞う唐楽(とうがく)です。舞楽で唯一の老人の舞で、高齢の者以外は演じられない秘曲といわれます。両眼を別材で造る動眼(どうがん)、下顎を別材で造る切顎(きりあご)の技法が各時代の面に共通します。この面の白眼に水晶板を嵌(は)め込む特異な技法は、仏像の玉眼(ぎょくがん)を応用したものでしょう。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs