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舞楽面 採桑老

ぶがくめん さいそうろう

概要

舞楽面 採桑老

ぶがくめん さいそうろう

彫刻 / 南北朝

南北朝時代・14世紀

木造、彩色

21.2×15.1

1面

採桑老は一人で舞う唐楽(とうがく)です。舞楽で唯一の老人の舞で、高齢の者以外は演じられない秘曲といわれます。両眼を別材で造る動眼(どうがん)、下顎を別材で造る切顎(きりあご)の技法が各時代の面に共通します。この面の白眼に水晶板を嵌(は)め込む特異な技法は、仏像の玉眼(ぎょくがん)を応用したものでしょう。

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