伊予甘崎城図
いよあまざきじょうず
概要
伊予甘崎城図
いよあまざきじょうず
歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 絵図・地図 / 江戸
江戸時代
紙本著色
41.5㎝×56.5㎝
1舗
愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
愛媛県歴史文化博物館
藤堂高虎時代の甘崎城(今治市上浦町)を描いた絵図。甘崎城は大三島東岸沖にある小島(古城島)を利用した海城で、南に急流の鼻栗瀬戸、北に芸予国境を臨む、芸予諸島の要衝に位置する。戦国末期には来島村上系の村上吉継が城主となり、近世初頭には藤堂高虎が支城とした。高虎が島の周囲に石垣を巡らせ瓦葺の建物を築き近世城郭化したことは有名で、本図にも島を取り巻く石垣や、南東に「大手」、南西に「裏口」の枡形門、北に「船入」も描く。
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愛媛県歴史文化博物館