青貝藤巻象牙管筆
あおがいとうまきぞうげかんひつ
概要
穂首と筆管をつなぐ「ダルマ」に象牙を、筆管に青貝を散らし、さらに持ち手の部分を藤巻で仕上げる。象牙のダルマは唐物の装飾筆に用いられることと、大ぶりで寸法が一様でない青貝片を散らす作例は日本に多く、藤巻は日本のみの技術であることを考慮すると、本筆は唐筆の象牙のダルマを再利用して、日本で作られた装飾筆である可能性が高い。日中の技術が一体となった珍品である。
あおがいとうまきぞうげかんひつ
穂首と筆管をつなぐ「ダルマ」に象牙を、筆管に青貝を散らし、さらに持ち手の部分を藤巻で仕上げる。象牙のダルマは唐物の装飾筆に用いられることと、大ぶりで寸法が一様でない青貝片を散らす作例は日本に多く、藤巻は日本のみの技術であることを考慮すると、本筆は唐筆の象牙のダルマを再利用して、日本で作られた装飾筆である可能性が高い。日中の技術が一体となった珍品である。
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