鍋野のなんかけ橋
なべののなんかけばし
概要
・「なんかける」とは佐賀の方言で「寄りかかる」「もたれかかる」の意味があり、左右5枚の板状の石が合掌するがごとくもたれ合い、互いを支えることでより強固となり、橋の基礎部を構成している。
・佐賀県下では唯一の橋であり、他の類例は確認されていない。(九州内では他に11カ所現存)
・かつては鍋野の北側の地区と南側の地区を結ぶ唯一の道だった合流点付近に架かっており、地区内でも重要な場所であった。
・下流にもう1基あったが、道路拡幅のため昭和40年頃に壊されている。