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下田ノ沢II式土器

しもたのさわにしきどき

概要

下田ノ沢II式土器

しもたのさわにしきどき

考古資料 / 土器・土製品類 / 日本 / 北海道 / 北海道

続縄文時代/紀元前2~1世紀頃

器高13.0cm、口径9.0cm

常呂川河口遺跡

83c号竪穴住居跡出土

北見市ところ遺跡の森

典型的な下田ノ沢II式の小型土器完形品。下田ノ沢II式土器は主に道東部に分布するもので、これ以前の型式である下田ノ沢I式土器と確定されるものは当該地域では出土していない。従って、この土器の出土はその分布域拡大を意味するものとなる。また、同竪穴からは文様構成や突起等の特徴より下田ノ沢II式と近縁関係にあることが指摘される宇津内IIb式の土器も出土しており、ここから両者の型式が接触していたことを覗うことができる。

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キーワード

土器 / 遺跡 / 竪穴 / Hokkaido

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