岩田橋銅製擬宝珠
いわたばしどうせいぎぼし
概要
岩田橋銅製擬宝珠
いわたばしどうせいぎぼし
三重県
江戸前期/1635年
銅製、円筒形の胴部に伏鉢と欠首をつくり、宝珠をあらわす。
№1 高さ710mm、径354mm、重量2,134g
№2 高さ715mm、径356mm、重量2,824g
№3 高さ715mm、径356mm、重量2,728g
№4 高さ290mm、径323mm、重量1,058g
4個
三重県津市安東町1225
津市指定
指定年月日:20130329
津市長 前葉 泰幸
有形文化財(美術工芸品)
津藩2代藩主藤堂高次によって架設された岩田橋の欄干に取り付けられていた銅製の擬宝珠で、胴部に刻まれた銘文から、寛永12年(1635)に津の鋳物師、辻吉種、重種の兄弟によって製作されたものと分かる。もとは14個あったが、現在は4個が残るのみである。