三雲城跡
みくもじょうあと
概要
三雲城跡
みくもじょうあと
滋賀県
三雲城跡は、信楽山地から延びる、野洲川の左岸の西から東側に張り出した支尾根先端の標高334m(比高180m)に築かれた山城跡で、遠くは伊吹山、湖東地域、眼下には野洲川と東海道を見下ろすことができ、交通の要衝を監視する戦略拠点として築かれている。
全体の保存状態がよく、戦国時代から織豊期にかけて発達した枡形虎口や石垣を導入しており、在地土豪が戦国時代の武将として発展していく過程をうかがい知ることができ、当時の城郭技術を語るうえで重要な価値を持つ城郭と評価され、日本の中世から戦国時代にかけての城郭史、地域の歴史を語るうえで欠くことのできない学術的価値を有した城郭といえる。
滋賀県湖南市吉永字東代251番地(618,776㎡の内30,851㎡)
滋賀県湖南市夏見字龍王山2109番地4(51,196㎡の内10,917㎡)
滋賀県湖南市夏見字龍王山2109番地5(441,701㎡の内1,792㎡)
滋賀県指定
指定年月日:20151218
吉永区
夏見生産森林組合
記念物