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八代・芦北の七夕綱

やつしろ・あしきたのたなばたづな

概要

八代・芦北の七夕綱

やつしろ・あしきたのたなばたづな

無形民俗文化財 / 九州

選定年月日:20150302
保護団体名:八代七夕綱保存会、芦北町七夕綱保存会
公開日:毎年8月6日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

本件は、熊本県の八代市と芦北町に伝承される七夕行事で、集落の入口などに綱を張り、藁製の人形や履物、農具などの藁細工を吊るすものである。綱は、長い一本綱で、集落を流れる川を挟んで張られる場合が多く、七夕様(牽牛・織女)が綱を伝わって会う、綱を張ることで集落内に悪霊や疫病などが侵入するのを防ぐ、盆の精霊(先祖の霊)が綱を渡ってやって来るなどの伝承がある。また、綱の切れ具合によって、農作物の出来を占うことも行われてきた。(解説は選択当時のものをもとにしています)

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