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龍巖徳真墨蹟 偈

ろうがんとくしんぼくせき げ

概要

龍巖徳真墨蹟 偈

ろうがんとくしんぼくせき げ

/ / 中国

龍巖徳真

ろうがんとくしん

中国

元時代/1331

紙本墨書

縦33.7㎝ 横94.2㎝

一幅

東京都港区南青山6-5-24

根津美術館

重要文化財

中国の僧龍巌徳真が日本からの留学僧無夢一清(むむいっせい)の求めに応じて揮毫した墨蹟である。龍巌徳真は『墨蹟祖師伝(ぼくせきそしでん)』によれば中国破庵(ほあん)派の愚極智慧(ぐきょくちえ)の法嗣(はっす)とされるが伝歴は詳らかでない。また無夢一清は、留学中40年にわたり当時の名僧を訪ね歩いた。この墨蹟は龍巌徳真の現存唯一の遺墨であり、その伝歴の一端を知る貴重な作品である。その書は、墨色豊かに大らかな書風をみせる。

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キーワード

/ 墨蹟 / 遺墨 /

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