南天に雀蒔絵印籠
なんてんにすずめまきえいんろう
概要
胴張形の印籠で、金沃懸地とし、南天に雀を薄肉高蒔絵であらわす。南天の葉は青金を蒔き暈し、実は朱漆、雀は朱金に銀蒔絵がほどこされる。内部は錫梨子地で底部に「松月」との金蒔絵銘がある。緒締は猩々瑪瑙、根付けは象牙製で太鼓と笛に紅葉散らしを容彫とし、太鼓の胴部に「景利」の短冊銘がある。明治2年(1869)に10代鍋島直正が朝廷より拝領した印籠。
なんてんにすずめまきえいんろう
胴張形の印籠で、金沃懸地とし、南天に雀を薄肉高蒔絵であらわす。南天の葉は青金を蒔き暈し、実は朱漆、雀は朱金に銀蒔絵がほどこされる。内部は錫梨子地で底部に「松月」との金蒔絵銘がある。緒締は猩々瑪瑙、根付けは象牙製で太鼓と笛に紅葉散らしを容彫とし、太鼓の胴部に「景利」の短冊銘がある。明治2年(1869)に10代鍋島直正が朝廷より拝領した印籠。
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