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国泰寺跡

こくたいじあと

概要

国泰寺跡

こくたいじあと

社寺跡又は旧境内 / 北海道 / 北海道

北海道

厚岸郡厚岸町

指定年月日:19731029
管理団体名:厚岸町(平21・3・24)

史跡名勝天然記念物

 国泰寺は善光寺・等〓(*1)院とともに蝦夷三官寺の一つとされるが、これは享和2年(1802)幕府が和人の定着・慰撫を図り、蝦夷地の教化と法務活動を行なわせるために建立したものである。
 寺は金地院[こんちいん](鎌倉)の末で、その活動範囲は、トカチ・クスリ・アッケシ・ネモロ・クナシリ・エトロフの6場所で、初代住職には、相模国津久井郡青山村光明寺の文翁が任命されている。
 寺には、山門、東面する本堂、天保6年の石仏、天保13年建立の仏牙砂利塔、歴代住職の墓所があるほか、東方の丘上には竜王殿・馬頭観音堂・神明社跡などがあり、建物の改修等により旧規を残すものがないが、よく江戸時代のたたずまいを今日に伝えている。

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キーワード

/ 厚岸 / / 蝦夷

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