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ほう

概要

ほう

考古資料 / 奈良県

中国・戦国中期 紀元前4世紀

蟠螭紋

高37.8 口径10.2x10.2

1個

 戦国後期から漢代にかけての鍾(しょう)と鈁(ほう)は、基本的に無文でシンプルなものが一般的であり、本資料もそうした例が多いが、中には鍍金(金メッキ)されたものもある。本体が無装飾である代わりに、肩部につく獣首形の把手「鋪首(ほしゅ)」が装飾的になっている。この鈁は、完全に無文化する以前の戦国期の例で、全体に精緻な羽状文帯を飾る。

坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.55, no.223.

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キーワード

戦国 / mouth / 青銅器 / 紀元前

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