文化遺産オンライン

高ヶ坂石器時代遺跡

こうがさかせっきじだいいせき

概要

高ヶ坂石器時代遺跡

こうがさかせっきじだいいせき

集落跡 / 縄文 / 関東 / 東京都

東京都

縄文時代中期後半

町田市高ヶ坂

指定年月日:19260224
管理団体名:町田市(大15・6・26)

史跡名勝天然記念物

洪積層丘陵上ニアル石器時代ノ住居阯ト思ハルヽモノ三ケ所アリ何レモ主トシテ徑七八寸ノ圓石ヲ同形橢圓形等ニ敷キ其ノ内ノ一ケ所ハ爐ヲ中央ニ設ケタリ
S44-12-038高ヶ坂石器時代遺跡.txt: 大正15年2月24日史跡に指定されたものである。遺跡は鶴見川上流の恩田川沿いの低段丘上にあり、八幡平遺跡・稲荷山遺跡・牢場遺跡の3か所を一括したものである。
 大正14年、故後藤守一博士により調査され、繩文式時代中期の敷石住居跡であることが判明し、この種の遺跡解明では、わが国最初のものとして学史的な意味ももたらされている。今回、一部解除および一部追加指定の対象となったのは、八幡平遺跡で、昭和43年に環境整備の一環として行なわれた発掘調査の結果、既指定地には遺構が存在せず、隣接して敷石住居跡の検出をみた。これは明らかに大正14年の調査の際と同一遺跡であることが確認されたので、既指定地を解除し、遺構のある部分を新たに追加指定するものである。

関連作品

チェックした関連作品の検索