大塚山古墳群
大塚山古墳
城山古墳
高山塚一号古墳
高山塚二号古墳
高山塚三号古墳
高山塚四号古墳
九僧塚古墳
丸山古墳
おおつかやまこふんぐん
おおつかやまこふん
しろやまこふん
たかやまづかいちごうこふん
たかやまづかにごうこふん
たかやまづかさんごうこふん
たかやまづかよんごうこふん
くそうづかこふん
まるやまこふん
概要
馬見丘陵の東北につづく低丘陵端に存する古墳群であり、大塚山古墳はその主体をなしている。ほぼ南面する前方後円墳で主軸の長さ約190メートルを有する壮大な墳丘をなし、三段築成より成る。堀の跡をとどめ、保存の状態も良好である。附近に九僧塚古墳、城山古墳、丸山古墳、高山塚古墳等がある。九僧塚古墳は大塚山古墳の西方に接して存し、一辺の長さ約30メートルを有する二段築成の方形墳である。城山古墳は大塚山古墳の東北約300メートルの地にあり、南面する前方後円墳で主軸の長さ約90メートルを有し、墳土は二段に築成され、堀の跡をとどめている。その南方約150メートルの地に丸山古墳と称せられる円墳がある。高山塚もまた大塚山古墳の西北方約160メートルをへだてて存し東北に面する前方後円墳で主軸の長さ約80メートルを有し、二段築成よりなり、堀の跡を存する。附近に三基の小円墳がある。
これらの古墳は、宏壮な封土を有する大塚山古墳を中心として分布しており、前方後円墳、方墳、円墳等より成り、大和地方における古墳群の一示例として学術上重要な存在をなすものである。
所蔵館のウェブサイトで見る
国指定文化財等データベース(文化庁)