世界遺産と無形文化遺産
アイヌ古式舞踊
あいぬこしきぶよう
主情報
- 北海道
- 2009年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」記載
- 保護団体 : 北海道アイヌ古式舞踊連合保存会、札幌ウポポ保存会、千歳アイヌ文化伝承保存会、旭川チカップニアイヌ民族文化保存会、白老民族芸能保存会、鵡川アイヌ無形文化伝承保存会、平取アイヌ文化保存会、門別ウタリ文化保存会、新冠民族文化保存会、静内民族文化保存会、三石民族文化保存会、浦河ウタリ文化保存会、様似民族文化保存会、帯広カムイトウウポポ保存会、春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会、弟子屈町屈斜路古丹アイヌ文化保存会、阿寒アイヌ民族文化保存会、白糠アイヌ文化保存会
- 重要無形民俗文化財(民俗芸能:総合的)昭和59年1月21日指定
解説
北海道に居住しているアイヌの人々によって伝承されている歌と踊りで、アイヌの主要な祭りや家庭での行事などに踊られる。
踊りには、祭祀的性格の強い「剣の舞」「弓の舞」のような儀式舞踊、「鶴の舞」「バッタの舞」「狐の舞」のような模擬舞踊、「棒踊り」「盆とり踊り」「馬追い踊り」などの娯楽舞踊、さらには「色男の舞」のような即興性を加味した舞踊などがある。
アイヌ古式舞踊は、アイヌ独自の文化に根ざしている歌と踊りで、芸能と生活が密接不離に結びついているところに特色がある。