桜花図
おうかず
概要
阪本浩雪(1800~53)は、紀伊藩江戸詰の医師の子として江戸に生まれ家業を嗣ぐが、本草学にも関心が強く、博物学的な立場から画技を学んだ。そして、ついに45歳の時に本業を辞めて、画業に専念することになる。彼が好んで描いた桜花の絵は、「浩雪の桜」として有名で、本品はそうした作品の一つである。画面上方には、前田夏蔭(1793~1864)による桜花の和歌があわせて記されている。
おうかず
阪本浩雪(1800~53)は、紀伊藩江戸詰の医師の子として江戸に生まれ家業を嗣ぐが、本草学にも関心が強く、博物学的な立場から画技を学んだ。そして、ついに45歳の時に本業を辞めて、画業に専念することになる。彼が好んで描いた桜花の絵は、「浩雪の桜」として有名で、本品はそうした作品の一つである。画面上方には、前田夏蔭(1793~1864)による桜花の和歌があわせて記されている。
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