百万塔
ひゃくまんとう
概要
764(天平宝平8)年の恵美押勝の乱後に称徳天皇が滅罪と国家鎮護を願って百万基製作させ東大寺などに寄進したもので、現在法隆寺の4万5000基などが残っています。写真の右のものは塔の中に納められた版刷りのお経で世界最古の印刷物の一つと言われています。なお、多賀城廃寺跡からお経を納めた素焼きの小塔が約2700点出土していますが、百万塔と同じような目的で造られたものと思われます。
ひゃくまんとう
764(天平宝平8)年の恵美押勝の乱後に称徳天皇が滅罪と国家鎮護を願って百万基製作させ東大寺などに寄進したもので、現在法隆寺の4万5000基などが残っています。写真の右のものは塔の中に納められた版刷りのお経で世界最古の印刷物の一つと言われています。なお、多賀城廃寺跡からお経を納めた素焼きの小塔が約2700点出土していますが、百万塔と同じような目的で造られたものと思われます。
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