熊野奇勝図帖
くまのきしょうずちょう
概要
江戸時代後期の江戸の南画家・谷文晁(1763~1840)は、諸国を巡歴して各地の真景図を描いている。この画帖は、各面に葵瀑布(熊野川町田長)・北山川・印南村・山本村(熊野川町能城山本)・道成寺・熊野本宮・新宮城大伴崎・高山村(本宮町高山)の8つの景観を、丁寧に描いている。おそらく、老中・松平定信の命による『集古十種』編纂を目的とした、寛政8年(1796)の京・大坂から大和・紀伊への旅行の中で、熊野を訪れた経験をもとにして描いた作品と考えられる。
くまのきしょうずちょう
江戸時代後期の江戸の南画家・谷文晁(1763~1840)は、諸国を巡歴して各地の真景図を描いている。この画帖は、各面に葵瀑布(熊野川町田長)・北山川・印南村・山本村(熊野川町能城山本)・道成寺・熊野本宮・新宮城大伴崎・高山村(本宮町高山)の8つの景観を、丁寧に描いている。おそらく、老中・松平定信の命による『集古十種』編纂を目的とした、寛政8年(1796)の京・大坂から大和・紀伊への旅行の中で、熊野を訪れた経験をもとにして描いた作品と考えられる。
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