三角縁神獣鏡
さんかくぶちしんじゅうきょう
概要
内区主文帯に6乳を置き、3神と3獣を交互に配置するが、一部は鋳上がりが悪く不明瞭である。外側の副文帯には9乳を配するが、間隔にばらつきがある。乳間には蛙や双魚、獣を置き、細線で弧文や円文を充填する。本品は、粗雑化したさまざまな特徴から仿製鏡と目される。また三重県美杉村出土とされるが、当地は山間部で古墳は存在していない。しかし、大和と伊勢を結ぶ交通の要衝であり、峠や集落境で行なわれた神まつりに伴う可能性も考えられる。
さんかくぶちしんじゅうきょう
内区主文帯に6乳を置き、3神と3獣を交互に配置するが、一部は鋳上がりが悪く不明瞭である。外側の副文帯には9乳を配するが、間隔にばらつきがある。乳間には蛙や双魚、獣を置き、細線で弧文や円文を充填する。本品は、粗雑化したさまざまな特徴から仿製鏡と目される。また三重県美杉村出土とされるが、当地は山間部で古墳は存在していない。しかし、大和と伊勢を結ぶ交通の要衝であり、峠や集落境で行なわれた神まつりに伴う可能性も考えられる。
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