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梅石図

バイセキズ

概要

梅石図

バイセキズ

絵画 / / 中国

戴礼

制作地:中国

清時代・18世紀

縦132.2cm:横47.6cm

1幅

銘文:昨夜西風吹折千林梢
渡口小艇滾入沙灘<土幼>(おう)
野橋古梅独臥寒屋角
疎影横斜暗上書窓敲
半枯半活幾个<木厭><艸陪>蕾
欲開未開数点含香<艸包>
縦使画工奇妙也縮手
我愛清香故把新詩嘲

乾隆11年(1746)夏六月十有一日、書天目山僧九字詩、奉祝
霊老学長兄四十寿 石屏山人、弟戴禮、時移画局於北城之宝定精舎{戴禮}(白文)

戴礼は字を説用といい、石屏と号した。揚州に近い江蘇興化の人で、個性的な作風で注目を浴びた揚州八怪の陳撰、李ぜんに絵を学び、特に画梅にすぐれた。
本図は、縦長の石に寄り添って花を開く梅樹を墨のみで描き、傍らに天目山僧なる人物の九字の詩を書す。付記に、霊老なる人物の40歳の誕生日を祝い、揚州城北の宝定精舎内の自分のアトリエで仕上げたという。師事した李ぜんの構図・筆法を彷彿させるが、梅の艶かしさは陳撰に似る。

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