梅石図
バイセキズ
概要
戴礼は字を説用といい、石屏と号した。揚州に近い江蘇興化の人で、個性的な作風で注目を浴びた揚州八怪の陳撰、李ぜんに絵を学び、特に画梅にすぐれた。 本図は、縦長の石に寄り添って花を開く梅樹を墨のみで描き、傍らに天目山僧なる人物の九字の詩を書す。付記に、霊老なる人物の40歳の誕生日を祝い、揚州城北の宝定精舎内の自分のアトリエで仕上げたという。師事した李ぜんの構図・筆法を彷彿させるが、梅の艶かしさは陳撰に似る。
バイセキズ
戴礼は字を説用といい、石屏と号した。揚州に近い江蘇興化の人で、個性的な作風で注目を浴びた揚州八怪の陳撰、李ぜんに絵を学び、特に画梅にすぐれた。 本図は、縦長の石に寄り添って花を開く梅樹を墨のみで描き、傍らに天目山僧なる人物の九字の詩を書す。付記に、霊老なる人物の40歳の誕生日を祝い、揚州城北の宝定精舎内の自分のアトリエで仕上げたという。師事した李ぜんの構図・筆法を彷彿させるが、梅の艶かしさは陳撰に似る。
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