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ラッカ手七連手付皿

らっかでななれんてつきさら

概要

ラッカ手七連手付皿

らっかでななれんてつきさら

考古資料 / その他アジア

制作地:シリア

イラン・アッバース朝時代 8~9世紀

陶器

総幅27.5 総高14.0 各コップ口径約9.0 高約7.5

1口

薄い褐色の胎土を用いた多連皿。中央の小さい皿の周辺にほぼ同型の皿6個をならべ、それぞれの口縁部および底面周辺を同じ胎土でつなぎ合わせ、捻り紐状の取っ手をつけている。底面部で、7個の皿を固定するために付け加えられた胎土部分には、空気抜きと思われる穴6箇所があけられている。底面を除く全面に緑釉を施している。一部銀化した部分は金属質の光沢を放っている。また釉薬の剥落が部分的に認められる。類品に、取っ手を持たない多彩釉多連皿が知られており、塩や胡椒などの調味料入れ、あるいはオリーブ、ナツメヤシの実、ナッツ類やピクルスなどのオードブル入れであったとされる。

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キーワード

イラン / 胎土 / / 底面

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