青釉四耳鉢
せいゆうしじはち
概要
淡紅色の胎土を用い、削り出された高台近くまで白化粧土を掛けた鉢。口縁部と胴部をつなぐように、取っ手4個を貼り付けている。外面には黒絵具で蔓草文や幾何学文を描いているが、見込み部分の文様は判然としない。全面に厚く青釉を施している。全面に貫入が見られ、見込みと外面の一部に銀化が認められる。イラン北部のカシャーンは、現在絨毯の産地として有名であるが、セルジューク朝時代には陶器や施釉タイルの産地として有名であった。
せいゆうしじはち
淡紅色の胎土を用い、削り出された高台近くまで白化粧土を掛けた鉢。口縁部と胴部をつなぐように、取っ手4個を貼り付けている。外面には黒絵具で蔓草文や幾何学文を描いているが、見込み部分の文様は判然としない。全面に厚く青釉を施している。全面に貫入が見られ、見込みと外面の一部に銀化が認められる。イラン北部のカシャーンは、現在絨毯の産地として有名であるが、セルジューク朝時代には陶器や施釉タイルの産地として有名であった。
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