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六区袈裟襷文銅鐸

ろっくけさだすきもんどうたく

概要

六区袈裟襷文銅鐸

ろっくけさだすきもんどうたく

考古資料

出土地:不明

弥生時代 前1~後1世紀

青銅鋳造

高42.5 横25.4 幅16.0

1口

土の鋳型で作られた銅鐸。土の鋳型は石の鋳型に比べ、鋳型への模様の刻みが容易であり、外型と中子の微妙な調整も可能であることから、模様が明瞭で、厚さも薄く仕上げることができる。本作品もほぼ完全な形であるが、吊り下げる鈕の部分に1ヶ所、穴ができたのであろうか、新たに溶けた銅を流し込んで穴埋めをし、その上に刻みを行っている。弥生時代の人々の銅鐸に対する強い思い入れが伺える。近世以前に出土した銅鐸は茶道具に加工される場合が多かったが、本作品には加工痕も見られず、近代以降に出土したものであろう。

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キーワード

銅鐸 / 祭器 / 弥生 / 下げる

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