弘法大師像(乙本)
こうぼうだいしぞう
概要
弘法大師空海(774~816)の画像の多くは、椅子式の牀座に坐し、右手は掌を反転して五鈷杵を執り、左手は掌を上にして数珠を執る姿で、牀座の傍らに水瓶と木履を配する構図(真如様・八祖様)であり、本品も同様である。数珠・水瓶・木履を白く描き、輪郭線にやや太い濃墨線が用いられているのは、やや特徴的な点である。
こうぼうだいしぞう
弘法大師空海(774~816)の画像の多くは、椅子式の牀座に坐し、右手は掌を反転して五鈷杵を執り、左手は掌を上にして数珠を執る姿で、牀座の傍らに水瓶と木履を配する構図(真如様・八祖様)であり、本品も同様である。数珠・水瓶・木履を白く描き、輪郭線にやや太い濃墨線が用いられているのは、やや特徴的な点である。
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