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月秋草鶏蒔絵櫛

つきあきくさににわとりまきえくし

概要

月秋草鶏蒔絵櫛

つきあきくさににわとりまきえくし

その他 / 江戸

江戸中期/18世紀

木(柞)

4.5×10.3 (cm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-1-259

独立行政法人日本芸術文化振興会

柞(いす)製、町形、角棟の挿櫛である。町形の形状は、京都で宝暦9年(1759)に刊行された『圖式雛形/蒔繪大全』に図示され、また江戸では高原形とも呼ばれて明和・安永期(1764~1781)に流行したともされる。櫛歯を残して黒蝋色塗地に研出蒔絵と高蒔絵で萩・薄・女郎花・菊・桔梗の秋草と、表には月、裏には雌雄の鶏を表す。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

劇場 / 圖式 / 蒔繪 / 大全

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