『はぎ女句集』
はぎじょくしゅう
概要
『はぎ女句集』
はぎじょくしゅう
著者:沢田初枝(はぎ女。1890~1982),編者:池上不二子(1909~2001)
富山県高岡市
昭和38年6月20日発行/1963年
紙・和本・印刷
縦14.5cm×横22.0cm×厚さ1.0cm
1冊(88頁)
富山県高岡市古城1-5
資料番号 1-03-173
高岡市蔵(高岡市立博物館保管)
高岡の俳人・沢田初枝(はぎ女)の句集である。編者の俳人・池上不二子は はぎ女の実在を証明し、復権を果たした人物である。
表装は全体的に藍色で、表紙中央には「はぎ女句集」と刷られた題箋が貼られている。本書は新しいが和本仕立てがされている。収録されている俳句は、新年、春、夏、秋、冬と季節ごとに分類され、合計329首が収録されている。
巻頭に沢田はぎ女の肖像写真が印刷されており、次にはぎ女の序文、目次、句集と続き、最後に池上不二子の後記がある。
また、最後の頁に俳人・柴田宵曲(1897~1966)による本書の考察が記された紙が貼り付けられている。
川崎市の与木永生の所蔵印が巻末と下小口に捺されている。
※参考
・HP「富山大百科事典〔電子版〕」(平成28年12月22日アクセス)
・「富山県ふるさと人物データーベース」HP「富山県立図書館」(平成28年12月20日アクセス)
・「20世紀日本人名事典」HP「コトバンク」(平成28年12月21日アクセス)
・「俳句鑑賞・五月雨」HP「ワシモ(WaShimo)のホームページ」(平成28年12月22日アクセス)
・「色彩俳句0151・紅・池上不二子・2013-12-04(水)」HP「俳句の箱庭top」(平成28年12月22日アクセス)