『まつばらいろはかるた』絵札「りりしきは 阿保親王と 人したう」
『まつばらいろはかるた』えふだ「りりしきは あおしんのうと ひとしたう」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「り」の札。
阿保親王は、51代平城天皇の第2皇子で、在原行平、業平の父としても有名である。最初、大和に居住していたが、大同4年(809)、薬子の変により政界を去って、承和元年(834)頃、市域の阿保に移住したと伝える。親王は阿保の地が水利の便が悪く、干害に悩む農民のために池を造り、農業をすすめたという。