華厳経疏巻第三十二
ケゴンギョウショカンダイ32
概要
南宋版の『華厳経疏(けごんきょうしょ)』のうちの一帖で、刊行者名は「両浙転運司」とある。帖首にある「高山寺」の朱方印より、もと高山寺に伝来していたことが知られる。帖末には宝治二年(1248)十月、明恵の高弟で高山寺の発展に尽くしたことで知られる喜海(1178~1250)の識語があり、喜海の晩年の講義の様子を伺うことができる。
ケゴンギョウショカンダイ32
南宋版の『華厳経疏(けごんきょうしょ)』のうちの一帖で、刊行者名は「両浙転運司」とある。帖首にある「高山寺」の朱方印より、もと高山寺に伝来していたことが知られる。帖末には宝治二年(1248)十月、明恵の高弟で高山寺の発展に尽くしたことで知られる喜海(1178~1250)の識語があり、喜海の晩年の講義の様子を伺うことができる。
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