手札(与家弟)十三通
テフダ(カテイニアタウ)13ツウ
概要
清時代後期の書壇で「北碑南帖論」を唱えて碑学を切り拓いた阮元(一七六四~一八四九)が、弟たちに宛てた手札(手紙)十三通を一帖に収めたもの。その内容から、彼が足の病を以て致仕を許され、揚州に帰郷した道光十八年(一八三八)以降の書と思われる。その書風は、彼の理論とは別に穏健な帖学派に則っていたことを本帖は示している。
テフダ(カテイニアタウ)13ツウ
清時代後期の書壇で「北碑南帖論」を唱えて碑学を切り拓いた阮元(一七六四~一八四九)が、弟たちに宛てた手札(手紙)十三通を一帖に収めたもの。その内容から、彼が足の病を以て致仕を許され、揚州に帰郷した道光十八年(一八三八)以降の書と思われる。その書風は、彼の理論とは別に穏健な帖学派に則っていたことを本帖は示している。
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