大唐西域記巻第一
ダイトウサイイキキカンダイ1
概要
『大唐西域記』は、中国・唐時代の高僧である玄奘三蔵(六〇二~六四)によるインドへの旅行記で、全十二巻からなる。都の長安を出発した貞観元年(六二七、あるいは同三年とも)より、インドと周辺諸国を遊歴した後、同十九年に帰国するまでを記録する。正確な仏典(原典)を求め、また仏跡を巡った玄奘の壮大な旅は、『西遊記』のモデルとなった。本巻は、そのうちの巻第一で康和四年(一一〇二)四月、証印により書写された古写本である。
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『大唐西域記』は、中国・唐時代の高僧である玄奘三蔵(六〇二~六四)によるインドへの旅行記で、全十二巻からなる。都の長安を出発した貞観元年(六二七、あるいは同三年とも)より、インドと周辺諸国を遊歴した後、同十九年に帰国するまでを記録する。正確な仏典(原典)を求め、また仏跡を巡った玄奘の壮大な旅は、『西遊記』のモデルとなった。本巻は、そのうちの巻第一で康和四年(一一〇二)四月、証印により書写された古写本である。
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