草書孟浩然詩巻
そうしょもうこうねんしかん
概要
張瑞図は字を長公、号を二水、白毫菴主、果亭山人などといい、晋江(福建省)の人。万暦35年の進士で、魏忠賢のもとで入閣するも失脚し、郷里に隠棲、明朝滅亡直前の崇禎14年に71才で没しました。明の滅亡後の南明政権からは「文隠」と諡されています。後跋には倪元璐と黄道周は殉国したのに、王鐸はしなかった。このことから王鐸と張瑞図の書を貶す人がいるが、書法としてはどちらも素晴らしいのであり、ただ人格が違うだけなのである、という意味が述べられています。
そうしょもうこうねんしかん
張瑞図は字を長公、号を二水、白毫菴主、果亭山人などといい、晋江(福建省)の人。万暦35年の進士で、魏忠賢のもとで入閣するも失脚し、郷里に隠棲、明朝滅亡直前の崇禎14年に71才で没しました。明の滅亡後の南明政権からは「文隠」と諡されています。後跋には倪元璐と黄道周は殉国したのに、王鐸はしなかった。このことから王鐸と張瑞図の書を貶す人がいるが、書法としてはどちらも素晴らしいのであり、ただ人格が違うだけなのである、という意味が述べられています。
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