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呉牛喘月故事鏡

ゴギュウゼンゲツコジキョウ

概要

呉牛喘月故事鏡

ゴギュウゼンゲツコジキョウ

金工

径:19.1cm 縁高:0.2cm

1面

古代中国の呉は南方にある国で余りに暑く、牛が月を太陽と見誤って喘ぐという話を図様化したもので、著しく畏れはばかることの比喩としてよく知られた故事である。女真族の建てた金では、漢文化への憧憬から、このような中国故事が、器物意匠としてしばしば表わされた。同様の傾向は後に蒙古族が建てた元でも見られる。

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