黒釉茶碗 銘 残月
こくゆうちゃわん ざんげつ
概要
半筒形や塩笥(しおげ)形となることが多い薩摩の茶碗としては珍しい形の茶碗です。古格を残して総釉を基本とした薩摩の茶碗らしく、釉薬は高台を含めた全体に掛けられています。残月の銘は二種の釉の内の一方が掛け残しとなって現れた景色を月と見立てたものとみられます。
こくゆうちゃわん ざんげつ
半筒形や塩笥(しおげ)形となることが多い薩摩の茶碗としては珍しい形の茶碗です。古格を残して総釉を基本とした薩摩の茶碗らしく、釉薬は高台を含めた全体に掛けられています。残月の銘は二種の釉の内の一方が掛け残しとなって現れた景色を月と見立てたものとみられます。
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