長崎渡来鳥獣図巻
ながさきとらいちょうじゅうずかん
概要
長崎渡来鳥獣図巻
ながさきとらいちょうじゅうずかん
江戸時代・天明7年(1787)~天保10年(1839)
紙本着色、巻子
39x3200(修理前), 1:40.1x2223.4,2:40.0x962.2(修理後)
2巻
中国、オランダの船で輸入された鳥獣の博物図譜で、名称と渡来年などを記す。幕府に報告用の『唐蘭船持渡鳥獣之図』(慶應義塾大学蔵)と酷似する図や、大名の飼育する鳥なども含まれる。長崎奉行所の控図をもとに、文政から天保年間(1818~29)に写されたと思われる。