文化遺産オンライン

厨子入木造聖観音菩薩立像

ずしいりもくぞうしょうかんのんぼさつりゅうぞう

概要

厨子入木造聖観音菩薩立像

ずしいりもくぞうしょうかんのんぼさつりゅうぞう

木像 / 鎌倉 / 中部

不明

鎌倉/鎌倉時代

ヒノキ材の寄木造である。宝髻を結い、上半身に条帛、下半身に裙と腰衣をまとい、両肩から天衣(垂下部は欠失)を掛ける。両腕を屈し、左手に蓮華を執り、右手は第一・二指を捻じて、ほぼ直立して立つ。装身具として宝冠、胸飾そこから垂れる瓔珞をあらわす。着衣部に切金文様が施され、条帛は唐草文、腰布は麻葉つなぎ文が見られる。裾は不明であるが、その縁は唐草文である。

像高 38.8㎝

一躯

愛西市指定
指定年月日:20200326

西照寺

有形文化財(美術工芸品)

1936(昭和11)年に甚目寺町(現あま市)より西網之坊が薬師堂に移転して西照寺と改称された。この本像は西網之坊の本尊であった可能性が考えられる。

厨子入木造聖観音菩薩立像をもっと見る

不明をもっと見る

地方指定文化財データベースをもっと見る

キーワード

/ / / 立像

関連作品

チェックした関連作品の検索