桜ヶ丘４号銅鐸
さくらがおか４ごうどうたく
概要
桜ヶ丘４号銅鐸
さくらがおか４ごうどうたく
弥生時代中期／紀元前200年頃〜紀元後100年頃
青銅
総高42.0㎝、重量3.34㎏
1口
来歴：
参考文献：
・石野博信・檀上重光・喜谷美宣・井上洋一・北井利幸・橋詰清孝・関野豊（編）「国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈発見50周年記念事業の概要」（『神戸市立博物館研究紀要』第33号） 2017
・石野博信・檀上重光・喜谷美宣・井上洋一・北井利幸・橋詰清孝・関野豊（編）「国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈発見50周年記念事業の概要」（『神戸市立博物館研究紀要』第32号） 2016
・橋詰清孝「国宝 桜ヶ丘銅鐸・銅戈の保存・保護を目的とした総合診断調査について－最先端の精密計測技術を活用した九州国立博物館との共同研究の取り組み」（『神戸市立博物館研究紀要』第30号） 2014
・神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
国宝
扁平鈕２式 四区袈裟襷文銅鐸
横から見ると、鐸身の中央部分が丸みのあるやや膨らんだ形で、土製の鋳型で中堂されています。５号銅鐸と同様に、表裏の袈裟襷文で囲んだ８区画には人や動物など、裾部には一周する14等のシカの列が描かれています。シカは神聖な獣として扱われ、「Y」字形となっている頭の表現は角のないメスであり、列の中には子ジカがいます。
【古代の神戸】