光明院南遺跡F地点出土石棒
こうみょういんみなみいせきえふちてんしゅつどせきぼう
概要
指定対象の3本の石棒は2010年に発掘調査を実施した光明院南遺跡の第6次調査(F地点)では柄鏡形住居跡である1号住居跡から出土した。1号住居跡は床面直上で焼土や遺存状態の良好な炭化物が検出されており、焼失住居と判断される。3点の石棒は炉石に転用された状態で出土、床面直上で出土、破砕された後に被熱した状態で出土しており、石棒各々の出土状態が異なり、かつそれらが1つの遺跡の1つの遺構から纏まって出土したことが特徴といえる。