木造聖徳太子立像
もくぞうしょうとくたいしりゅうぞう
概要
本像は、重要文化財髹漆厨子(室町時代・永享8年〈1436〉作)内に安置されている聖徳太子像で、下半身に大口袴、上半身に袖無しの衫を表すほかは裸形に造り、その上に衣服を纏わせたとみられる裸形着装像で、眼には玉眼を嵌入する。植え髪の太子像と呼ばれ、頭部には紙で貼り付けた髪を二、三段重ねている。青年を思わせる面貌を表し、柄香炉を執る姿は、父・用明天皇の病気平癒を祈願した姿をした、十六歳・孝養像である。
もくぞうしょうとくたいしりゅうぞう
本像は、重要文化財髹漆厨子(室町時代・永享8年〈1436〉作)内に安置されている聖徳太子像で、下半身に大口袴、上半身に袖無しの衫を表すほかは裸形に造り、その上に衣服を纏わせたとみられる裸形着装像で、眼には玉眼を嵌入する。植え髪の太子像と呼ばれ、頭部には紙で貼り付けた髪を二、三段重ねている。青年を思わせる面貌を表し、柄香炉を執る姿は、父・用明天皇の病気平癒を祈願した姿をした、十六歳・孝養像である。
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