アジア図
あじあず
概要
アジア図
あじあず
1695年頃
銅版手彩
102.6×125.6
1面
来歴:1993神戸市立博物館
参考文献:
・勝盛典子「世界四大洲図・四十八国人物図屏風考―典拠と成立事情をめぐって」(『神戸市立博物館研究紀要』第31号) 2015
・神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
・神戸市立博物館特別展『異国絵の冒険』図録 2001
・松田清「石川大浪筆「西洋婦人図」の源流」(『大和文華』105号 2001)
・三好唯義「江戸時代の日本へ伝わったオランダ製壁地図」(『関西大学博物館紀要』創刊号 1995
6枚の銅版画を合わせた壁掛け用の大型アジア地図。本来は、ヨーロッパ・アフリカ・アメリカの大陸図と、さらに世界地図が加わって5枚一組の図となります。このような地図は、フェルメールの絵にあるように、室内の壁に掛けて見るため朽ちるのが早いため世界的にも現存数は多くありません。作者のG.ファルクはアムステルダムの地図製作者で、息子のL.ファルクと共同して多くの地球儀と地図を製作しました。
【古地図】