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明万暦龍文交趾藤巻磁管筆

みんばんれきりゅうもんこうちとうまきじかんひつ

概要

明万暦龍文交趾藤巻磁管筆

みんばんれきりゅうもんこうちとうまきじかんひつ

工芸品 /

中国・明

全長一九.八
管長一五.三
管径一.四

1

木村陽山コレクション

「交趾」とは、現在の中国南部からベトナムにかけてのこと。本筆は黄、紫、緑などの鮮やかな色彩で焼成されており、日本においては、「交趾焼」と呼ばれて珍重されてきた。本筆の中央部、黄色の地に紫と緑の釉薬で、天に昇る龍を描く部分は、交趾焼の典型的な発色である。陶磁器特有の冷たい感触を防ぐため、筆管の中ほどに藤を巻き、実用に耐えるよう配慮している。

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キーワード

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