もるる日影
概要
日記によればこの作品は、大正3(1914)年5月26日に「午後庭前ニテ君子ノ絵ヲ始ム」としてはじめられ、6月上旬まで続けられている。平河町の自宅の庭で初夏の光の中に草花を手にして座る親族の幼女を描いたものである。色彩は温和になっているが、かつての《昼寝》の延長、発展の系列におかれる作品であろう。大正3年の第8回文展に出品された。
日記によればこの作品は、大正3(1914)年5月26日に「午後庭前ニテ君子ノ絵ヲ始ム」としてはじめられ、6月上旬まで続けられている。平河町の自宅の庭で初夏の光の中に草花を手にして座る親族の幼女を描いたものである。色彩は温和になっているが、かつての《昼寝》の延長、発展の系列におかれる作品であろう。大正3年の第8回文展に出品された。
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