重圏文軒丸瓦
じゅうけんもんのきまるがわら
概要
重圏文軒丸瓦
じゅうけんもんのきまるがわら
長田区前原町1丁目、六番町2丁目 室内遺跡(房王寺廃寺)出土
奈良時代/8世紀
粘土、須恵質
瓦当面径15.0㎝、残存長7.3㎝
1点
来歴:2004神戸市立博物館
参考文献:
・神戸市立博物館『まじわる文化 つなぐ歴史 むすぶ美―神戸市立博物館名品撰―』図録 2019
・高井悌三郎「第3章 古代の伊丹 3.六甲山麓地帯の奈良時代遺跡」『伊丹市史』第1巻 1971
本品は瓦当面に三重の圏線を施しています。通常見られる外周部分の圏線は省略されています。一般にこの型式の瓦は後期難波宮に使われた型式で、奈良時代のものと判断されます。
【古代の神戸】