片原横町絵図
かたはらよこまちえず
概要
片原横町絵図
かたはらよこまちえず
地子町肝煎役人・梅染屋仁右衛門
片原横町組合頭・糸屋平兵衛、和田屋八右衛門
富山県高岡市
享保13年9月/1728年
紙本・墨書,一部彩色
〔本紙〕縦61.0cm×横164.0cm
〔全体〕縦70.6cm×横229.5cm
1
富山県高岡市古城1-5
資料番号 1-02-34
高岡市蔵(高岡市立博物館保管)
片原横町は地子(藩への借地料)町18町の一つ。高岡城の廃城後、武家屋敷跡と鴨島村の請地を合わせて町立てされた。
本図は、百姓地(黄)と地子地(赤)が色分けされ、末尾の書込みから、地子地面積は696坪であり、地子町肝煎役人の梅染屋仁右衛門と片原横町の組合頭・糸屋平兵衛、和田屋八右衛門両名が作成した絵図であることがわかる。また、左下には町奉行2名の官舎「御貸屋」2棟もみられる。桶屋・油屋・板屋・早貸(飛脚)・染屋などの職種を表す屋号も多く見られる。