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大手村東須磨村相論絵図

おおてむらひがしすまむらそうろんえず

概要

大手村東須磨村相論絵図

おおてむらひがしすまむらそうろんえず

絵図・地図 / 江戸

江戸時代後期/19世紀

手書手彩

237.0×201.8

1枚



来歴:1990神戸市立博物館

参考文献:

摂津国八部郡の大手村と東須磨村(ともに幕府領、現在の須磨区)との相論に際して作成された絵図です。描かれた範囲は、板宿村・野田村~西須摩村の一部までを含み、村界・水利関係の情報が詳しく記載されています。相論は、西国街道以北の火の谷川(現在は暗渠化が進み、流路は明確ではないが、大手町と若木町との間などに川筋らしきものが見られる)沿いの村界の位置をめぐって争われており、5か所に両村の主張が注記されています。川筋にある墨線は裁許の結果決められた村界と考えられます。また、村界とあわせて、火の谷川上流西側斜面などの山(白線で囲まれた地域)の帰属をめぐっても争われた模様で、両村それぞれの地名などが併記されている。

【近世の神戸】

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キーワード

神戸 / 市立 / / 博物館

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